2016秋にプレイしたボードゲーム
最近プレイしたボードゲームのまとめ。
- フードチェーンマグネイト
- チケット・トゥ・ライド:レイル&セイル
- World's Fair 1983
- 7 Wonders Duel
フードチェーンマグネイト
- メディア: おもちゃ&ホビー
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会社組織を育てながらファストフードチェーンを築いていく。
無一文のCEO1人からスタートするにも関わらず、やるべきことは
- 人を雇って教育
- ファストフードを生産・入荷
- 売りたい商品を広告で宣伝
- 状況に応じて商品単価を操作
- 新規顧客の開拓・新規店舗の出店
と盛りだくさん。
「広告が出ないと生産した商品は売れない」「広告を誰が出そうと、住民は安くて近い店に買いに行く」というシステムが秀逸。
これだけだと誰が最初に広告を出すかの我慢大会になりそうだが、広告を最初に出した人にはゲーム終了まで強力なボーナスが付くので、ゲームが動き始めるまでの手順が悩ましい。
そして商品が売れ始めると、今度は値段操作や広告操作、そしてそれを行うために必要な組織育成に悩むことに……
チケット・トゥ・ライド:レイル&セイル
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2016/11/25
- メディア: おもちゃ&ホビー
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チケライシリーズの2016最新作、今回はついに世界一周マップ!(裏面はアメリカ五大湖マップ)
それに伴い列車駒に加えて船駒・船舶カードが追加。しかも列車駒より船舶駒の方が多い。
基本的に船駒を置くほうが点数を稼ぎやすいので船舶カードだけを引きたくなるが、ワイルドは列車カードにしかないというバランスがニクい。
おもしろいのはマップの左右が繋がっているところ。
もし致命的な経路が塞がれたとしても、地球を一周して無理矢理繋ぐことが可能(効率が良いとは言ってない)。
プレイ前の印象は「船の方が多いってなんだよ」だったが、思いの外これがおもしろかった。
まあチケット・トゥ・ライドなら電車でも船でも通じる名前だしね(乗車券という和訳は知らない)。
World's Fair 1893
- 出版社/メーカー: Renegade Game Studios
- メディア: おもちゃ&ホビー
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1893年のシカゴ万博に出品し、万博関係者の力を借りながら名声を得る。
ゲームとしては
- 5箇所のエリアマジョリティによって対応する色のカードをトークンに交換し、
- 5色のトークンのセットコレクションでポイントを得る
なのだが、トークンと交換するためのカードは必ずしも同じ色のエリアから得られるわけではないのがジレンマ。
トークン交換用のカードの他にも、駒の配置を強化する人物カードや単品で得点になるチケットカードなどが程よく交わっている良ゲーム。
ゲームとしてもおもしろいけど、コンポーネントのdetailの凝りようが素晴らしい。
全てのカードに当時の万博に関するうんちくテキストが書かれている(1枚ずつ別々!)。
7 Wonders Duel
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2015/12/16
- メディア: おもちゃ&ホビー
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色んな要素が7のドラフトゲーム7 Wonder'sを2人用にアレンジ。
- 手番はカード獲得・七不思議建設・売却の3択
- ゲーム全体は3つの世代
という辺りは原作と同じだが、
- ドラフトではなく共通のサプライからカードを選択
- 相手よりも軍事をリードし続ければ強制勝利(!)
- 科学カードを6種類集めれば強制勝利(!)
など、大胆な変更も多い。
ただそれらのアレンジがどれも2人向けのシステムとして上手く噛み合っている。
システム自体は全く別物なのに、イラストやコンポーネントによって7 Wonders感が出ているのは見事。
良作をアレンジ・洗練して別の良作を生み出すというのはロールフォーザギャラクシーを思い出す。
あえて言うなら原作よりも7成分が少なめ?
おわりに
個人的にはフードチェーンマグネイトが今年一番のヒット。
とにかく重い! 初プレイ時は
- インスト1時間
- プレイ4.5時間
- 感想戦1.5時間
の計7時間! でもまたやりたくなる楽しさ!
春に予約してから楽しみにしていたが、期待を遥かに上回る重厚さだった。
フードチェーンマグネイトはいいぞ
— AuTo (@AuToPP) October 9, 2016