2016/07 にプレイしたボードゲーム
最近プレイしたボードゲームのまとめ。
そういえばマラケシュをプレイしたのは8月だった気がする。
東海道:デラックスエディション
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一方通行一本道のすごろくのような何か。
ただしサイコロはなく、手番が来たら一定区間の間を好きなだけ進むことができる(止まったマスの種類に応じて様々な特典が得られる)。
これだけ聞くと1マスずつひたすらゆっくり進むのがよさそうだが、
- それぞれのマスには1-2人しか止まれない
- 一部の種類のマスは、ゲーム中にたくさん止まった方がいい
- 途中に何箇所かあるチェックポイント(関所)には、早く着くほどコスパのいい得点(安くて美味しいごはん)がもらえる
- 手番は常に一番後ろにいるプレイヤー
など、毎回どこに止まるかを悩ませるようなデザインになっている。
各キャラクター毎に対応するフィギュアあり、六文銭(?)を模した金属製コイントークンあり、とコンポーネントも凝っているのでまったり旅気分を楽しめる。
微妙に時代感を間違えたテキストも一周回って味がある。
終了時の自分の獲得物一覧。
今回選んだキャラクターの光圀は温泉マスに止まるたび追加1点が入るので、温泉を優先しつつ食道楽の旅を楽しんだ(5人中2位)。
ボード上を旅する光圀フィギュアと得点トラックに置く風呂敷、そしてお金を表現する金属製の六文銭トークン。よくできてる。
スパイリウム
- 出版社/メーカー: Asmodee
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ラウンド毎に3×3枚のカードが並べられ、順番に1つずつカードの間にワーカーを配置する。
ツォルキンと同じく、ワーカーを明示的に取り除くことで接しているどちらかのカードの効果もしくはカードそのものが得られる。
プレイ中はこんな感じ。
多くの場合は早く取り除いた方が良い効果を得られるのだが、
- 1度ワーカーを取り除き始めたら、そのラウンドはもうワーカーは配置できない
- 取り除いてカード効果を得る際に、そのカードに接している全てのワーカー数だけ追加でコインが必要
- カード効果を得る代わりに、そのカードに接している全てのワーカー数だけコインを得てもいい
- カードそのものを獲得された場合、当然接していた他のワーカーはそのカードを獲得できない(両方獲得されると死に駒に……)
というルールによって、自他のプレイで激しい相互作用が発生し、最初から最後まで頭を抱えさせてくれる(ほめてます)。
箱に60-90分と書いてあったが、2回のプレイどちらも2時間半以上かかった。たぶん何も考えないと1時間で終わるが、そんなゲームではない。
ちなみにプレイヤーに狂人がいるとこんな惨状になったりもする。
たのしいスパイリウム…… pic.twitter.com/0Kry3mkA9B
— AuTo (@AuToPP) July 30, 2016
スカイアイランド
- 出版社/メーカー: Mayfair Games
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ゲームの目的は各ターンごとのお題を満たすように自国にタイルを配置していくこと。お題は例えば
- 完全に繋がった山地形1つにつき2点
- 初期タイルに建っている城から伸びた道にある酒樽が1番多い人に5点、2番目に多い人に3点
- 自国内の羊アイコン1つにつき1点
といったもの。
お題はゲーム開始時に4つ公開され、全6ターンに割り当てられる(最初のうちは1ターン1お題だが、だんだん増えていく)。
布袋からタイルを引いて繋げるように配置する、というと色んなゲームを思い浮かべるが、このゲームは配置する前に他人に見えないように値付けをする(値付けには手持ちのコインを使う)。
その後順番に各プレイヤー値付けしたタイルを公開し、順番に1枚ずつ他人が公開したタイルを購入する。
購入してもらえれば値付けに使ったコインとともに収入が入るが、売れ残った場合は自分が買い取ることになる。
最初のうちは皆1-2コイン程度で値付けをするが、途中からどんどん値付けに個人差が生まれてくる(絶対に他人に買われたくないタイルには、法外な値段を付けることも)。 一応、最終的にコインも得点にはなるが、やはり重要なのはターン毎のお題による得点。 今回のプレイでは早々にお題による得点を安定させたプレイヤーが、他3人による経済制裁で金欠に苦しみながらも逃げ切って勝利した。
不満があるとしたら、写真を見てわかるように囲いが小さいこと。
値付けをしている間は所持金も非公開だが、タイルを隠すのが精一杯の狭さ。
キーフラワーのくらいの大きさがほしい……
マラケシュ
Gigamic ギガミック Marrakech マラケシュ (正規輸入品)
- 出版社/メーカー: Gigamic
- 発売日: 2008/11/01
- メディア: おもちゃ&ホビー
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- 手番が来たらおっさんの向きを決めてからサイコロを降って、出た目だけ歩かせる
- 歩いた先が他人の絨毯の上だと、その広さ分だけでコインを持ち主に払う
- その後はおっさんの周囲に絨毯を1枚敷いて(他人の絨毯に被せてもOK)、次の人の手番に
- 全員が規定ターン数を終えたら、コインの合計と最終的に自分の絨毯が占めるマス数の合計で勝負
おおよそこれだけのシンプルなルール。 サイコロ運とインタラクションがいい感じだが、何よりも布製の絨毯タイルと憎めないおっさん駒がいい。 1時間もかからないので、ライトゲーマーとのプレイにもオススメできる。
雑感
書いてみると意外と色んな種類のゲームをやってた。
8月には予約したフードチェーンマグネイトが届く予定なので、とても楽しみ。