初海外旅行のKPT

諸事情により、イタリアに7泊9日で行ってきた。 f:id:autopp:20160411235455j:plain 海外旅行は今回が初めてだったのだが、短くない旅程だっただけに色々なイベントがあったので、意識高め(?)にKPTで振り返ってみる。

Keep

K-1: セキュリティポーチの利用

「海外の治安は日本ほどよくない」と色んな方面から聞いていたので、こんな感じのセキュリティポーチを買った(実際に使ったのは別の商品)。

で、日本を離れてからは、現金・カード・パスポート等の紛失したら困るものはポーチに入れて首から下げ、見えないように上着の内側にしまっていた。

これは物理的な安全性もそうだが、精神的な安心感の向上にも繋がった。 後ろポケットなどと違い、何かあった時に確認しやすい・気付きやすい(はず)の場所にあるというのは結構安心できた。

K-2: 余裕のある飛行機乗り継ぎ

今回の移動は日本から直接イタリアに行ったのではなく、ドイツを経由した。 行きはドイツで一泊し、帰りもドイツで7時間くらい余裕のある飛行機を選択した。

飛行機の検索時にたまたまこうなっただけだが、これはかなりプラスに働いた(後述)。

K-3: 移動時の睡眠時間調整

時差がどれくらいあるかを意識し、「到着後はちょっと眠いけど、現地時間の夜に寝れる」くらいに飛行機での睡眠時間を調整することができた。 具体的には行きは3時間、帰りは5時間くらい。 おかげでドイツ到着後も日本帰国後も時差ボケらしい症状で困っていることはない。

場所や出発時間によって事情は変わるだろうが、一つのパターンということで覚えておきたい。

Problem

P-1: スーツケースドナドナ未遂

日本の空港で預けたスーツケースを、経由地のドイツの空港で受け取ろうとしても一向に出てこない……
出てこなくても死ぬことは無いが、着替え類は全てスーツケースに入れていたので、ドイツ一晩泊まるのでここで受け取れないのは、まあ、そのなんというか、困る。

確認したら、預けたスーツケースは1日後の次の日のイタリア空港まで直接運ばれるようになっていた。 飛行機が別の日なのでてっきりドイツで一旦受け取れると思っていたが、日本で預ける際によく確認するべきだった。 (空港で係員に事情を説明したら、15分後くらいに受け取ることができた)

P-2: ネットワーク環境の不足

大人しくwifiルーターをレンタルすればよかったものの、「どうせ調べ物する時はWi-Fiがあるホテルにいるし……」なんて考えていたので、ついケチってしまった。 しかしいざ行ってみると、現代のネット社会にどっぷり依存している身にとって、ネットワークが無いというのは不安になる。 たとえば、人から頼まれたお土産を買うときに、店でその場で検索・再確認ができないのは、日本語しか使えないマンとしてはなかなか厳しい。というかあんなもの頼むなよ。

ちなみに頼りにしていたホテルのWi-Fiは想像以上に貧弱だった。 やはり敗北としか言えない。

P-3: 飛行機キャンセル

これは自分ではどうしようもないタイプのトラブル。

イタリアの主要空港全て(?)でストライキが行われたせいで、帰りのイタリア-ドイツのフライトがキャンセルになってしまった。 (ちなみにフライトキャンセルについて航空会社から一切連絡が無かったことについては、未だに腑に落ちていない)

K-2で書いたようにイタリア--ドイツの飛行機とドイツ--日本飛行機の時間に余裕があったのと、同伴者(海外旅行熟練者)が素早く対応策を練ってくれたおかげで、辛うじてドイツ-日本の飛行機に間に合ったが、自分でもいざという時の対応ができるようになっておかないといけない。

結局、イタリア--ドイツの移動は、飛行機を諦めてオーストリアを経由する鉄道になった。 しかも20分以上遅延すると、ドイツ--日本の飛行機に間に合わなくなるというドキドキスケジュールに(間に合って本当によかった)。

Try

T-1: お土産の事前サーチ

個人から直接指定されていたお土産(あんなもの頼むなよ)以外は、イタリアに着いてから雑に調べて買っていた。 雑とは言っても、よさそうなお土産を調べるのはやや手間取ったので、行く前から余裕を持って調べておけば、もうちょっと自分のために時間を使えたと思う。(これは海外に限った話ではない)

T-2: 城

イタリアというかヨーロッパの古城というのを行ってみたい/見てみたい気持ちがある。 今回は城壁を見ることができたが、お城らしいお城には行けなかったので、機会があれば行きたい。そしてICOの気分になりたい。

ちなみにゲーム脳なので、教会の中や城壁を見ているときは、トゥームレイダー or ICO or ワンダと巨像がずっと脳内再生されていた。

T-3: ドイツのビール醸造所見学

帰りのスケジュールが大爆発したせいで、数時間ある飛行機待ちの間に行くつもりだったビール醸造所に行けなかった。 もし今後ドイツに足を踏み入れることがあれば、なんとしてでもスケジュールにねじ込みたい所存。

最後に今の心境

1週間近く昼からお酒飲む生活してたけど、ちゃんと仕事復帰できるかな…… f:id:autopp:20160411234946j:plain