社会人になって3ヶ月経つので、ボードゲームで振り返ってみた

社会人になってからの3ヶ月を振り返るためにも、ここ3ヶ月でプレイして面白かったボドゲを雑に並べてみる。 写真とかは特に無いし、ルール説明っぽいものもあったりなかったり。

Vopals (初プレイ:4月)

Vorpals

Vorpals

ドラフトで選んだカードから5枚以内で自分の部隊を構成し、他国と戦争したり建物を建てて点を稼いで、4ターン経った時の点数を競うゲーム。

面白いのは部隊に出したカードはターン経過で「経年」していき、大抵は2ターンで使えなくなってしまうところ。 このルールのお陰で、常に2ターンくらい先のことを考えながらプレイしないといけなくなる。 (最初は軍事国家だったのに、唐突に武力を持たない平和主義に転じるなんてことも起きる)

「毎ターンドラフトする」「毎ターン両隣と戦闘力を比べる」というシステムを見ると7 Wondersしか出てこないが、プレイ感はわりと別物だった。 経年システムによって出したカードが永続化しないのと、カードの効果が7 Wondersよりも個性的だからかな?

経験者3人に囲まれたのに2戦目で勝利できた辺り、運要素はそれなり大きい。

カルカソンヌ (初プレイ:たしか4月)

カルカソンヌ

カルカソンヌ

名前だけは聞いたことがあったが、いくら知り合いに聞いても「草原に寝っ転がるゲームだよ!」としか教えてくれなかった有名なゲーム。 そしていざプレイしたら草原に寝っ転がることなく勝って騙された気分に。 自分含めて4人中3人が初プレイだったゆえかもしれないけど、慣れるとやっぱり寝た方がいいのかしら。

「ルールが比較的簡単」「いい意味で運要素が強い」「時間もそこまでかからない」ので、Ticket to Rideと同様にアナゲ初心者と遊ぶのに適していると思う。

枯山水 (初プレイ:5月)

枯山水(Stone Garden)/New Games Order/山田 空太

枯山水(Stone Garden)/New Games Order/山田 空太

徳さえ積めばなんだってできる。強奪だってできる。

数ヶ月前から何かと話に聞いていた謎のゲームをようやくプレイできた。 コンポーネントは噂に聞いていた通り凝っていたが、ゲーム自体も単なるネタゲーではなく面白かった。 特に勝利点の計算方法。 正直結構複雑だが、「綺麗な庭を作庭する」というコンセプトに見事にマッチしているのが良かった。

それにしても徳をなんだと思っているんだろうか……

Seasons - 十二季節の魔法使い (初プレイ:6月)

十二季節の魔法使い 日本語版

十二季節の魔法使い 日本語版

12ヶ月×3年間の間に魔力やクリスタルを貯めて、魔法アイテムや使い魔を召喚することで点を稼ぐゲーム。 ターン数は12~36ターン(場合によっては更に前後するらしい)とバラつくが、たぶん重めの部類に入る。

自分「Seasonsやってみたいんですよね」
経験者「ギャザが好きならオススメですよ」
自分「あー、ギャザはやらないんですよ」
経験者「……ギャザじゃなくてもTCGが好きならオススメですよ!」
自分「そもそもTCGやらないんですよ」
経験者「……」
自分「……」

こんな感じでなんとも雲行きが怪しいままでプレイしたけど、TCGやってなくても面白かった。 トークンやカードの種類が豊富なのが好みなのかも。

ただし、

  • 自分がゲーム中で使うカードの殆どは、ゲーム開始時のドラフトで決める
  • 組み合わせがヤバいカードや、単体で強いカードがそれなりにある

ので、初心者と経験者だと差が現れる模様(実際、最初のドラフトで強いらしいカードを流してしまった……)。 まあこの辺りはドミニオンと同じく、実際に使って or 使われて覚えるしかないのかな。

最後に

この記事を書くにあたって、3ヶ月のうちに起きたことを整理することができた。 これからも充実したボードゲーム生活もとい社会人生活を過ごせることを願う。

ゲームマーケット2015年春の感想とか買ったゲームの紹介とか

今までなんとなく行くのを躊躇っていたゲームマーケットに初参加。 初見2人で開幕直後に会場に向かったら入場に15分位かかったけど、入ってしまえば楽で平和なイベントでした*1。 少なくとも東ホールで開催していたイベントよりはきっと平和。

戦利品の紹介(一部)

せっかくなので一部の戦利品の紹介っぽいものをしてみる。 どれもこの記事を書いてる時点では未プレイなので、コンセプトの説明と、ルールをざっと眺めた感想を添えて。 なぜかダイスゲーばっかりに。

ヒーローカンパニー

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ヒーローカンパニーの社員となったプレイヤーは毎週起きる事件を同僚と共に解決して会社から評価してもらい、6週間の間で最も優秀なヒーローになることを目指す。 同じ現場に向かったヒーロー達は駆けつけた順番にダイスを振っていく。 出目の合計が所定の数値を上回ったヒーローが事件解決者となり、評価ポイントを得ることができる。 また時には事件を他の同僚に任せて修行を積み、ヒーローとしてスキルを手にすることもできる。

街コロを作ったグランディング社の新作ダイスゲーム。 島本和彦のコミックヒーローカンパニーとのコラボとのこと*2。 街コロと比べるとプレイヤー間の駆け引きが重要そう?

ちなみに事件カードだけ眺めてみたら、それぞれの解決に必要な合計値は1から10。 これだと1発解決も頻発する先手必勝ゲーになるだろうと思った。 付属のダイスを見るまでは……。

CV(履歴書)

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青年時代から老年時代に渡ってスキルや経験(カード)を積み重ねることで誰よりも優れた履歴書を作り、人生の目標を達成するのが目的。 新たなスキルや経験を得るためには、時の運(ダイス)だけでなく、これまでの経験の活用(カード使用)も必要になる。

基本的にはダイスの出目+αで買えるカードが決まるダイスゲーの模様(ゲーム後半は+αの方が大事そう)。 ただし、ゲーム終了時の所持カードによってポイントが決まったり、全プレイヤーが目指す目標もあるので、こちらもプレイヤー間の妨害プレイや駆け引きはあるっぽい。

ルール読むまでは履歴書を作って就活するゲームだと思っていたので、 「履歴書を書く練習になるよ!」とか言って、就活してる or これからする後輩にプレイさせようとか考えて買った。 実際は「長い人生におけるキャリアアップ」が題目らしいので、この言い分は無理がありそう?

キング・オブ・ニューヨーク プロモカード

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キング・オブ・ニューヨークの追加カード9枚セット。

画像の一番上にあるトランプタワーは、購入時に+3勝利点の6コスト破棄カード。 それだけなら平凡だけど、もし購入以外で捨てられると、全てのモンスターは3勝利点を失ってしまう. 一応、勝利点を稼ぎやすいマンハッタンにいる間はコストが下がるが、点数が低迷しているモンスターに2エネルギーで捨てられる未来しか見えない……

初参加の感想

とりあえずソロ参加にならなくてよかった。 というのも、開幕後90分くらいでフリースペースができるので、知り合いと一緒なら買ったゲームをその場でプレイできる。 実際、同伴者が買ったダンジョンオブマンダムをその場でプレイしたら面白かったので、勢いで自分の分も買ってしまった。 まあ衝動買いはともかくとして、お祭りっぽい気分の中ですぐにプレイできるのは悪くないので、これから参加する人は2-4人くらいで一緒に行けばいいと思う。

あと冒頭では平和と言ったけど、想像していたよりも参加人数が多くてびっくりした。 人気ゲームが目当てなら、結構早めに行ったほうがいいと思う。 Dominion Adventuresの日本語版先行販売とか無くて本当によかった……

*1:同じ場所でやる年2回のアレが平和じゃなさすぎるだけ?

*2:コミックの存在は買ってから知りました。

男もすなる日記云々

タイトルはn番煎じの古典ネタだけど、このブログは別に女と偽るつもりはないです。

最近なにかと140字では足りないと思うことが増えてきたし、マークダウンでも書けるらしいので、自分の備忘録代わりに開設。 たぶん放置気味になると思うけど、不定期にプログラミングの事とかゲームの事とかを書くんじゃないですかね。